「白洲賞状書体」
弊社提携先である日本書技研究所・中本白洲氏は、書家として毛筆フォントの開発や日本酒ラベルの揮毫(きごう)等、多くの分野で活躍されています。
フォント製作者としては、6000文字以上のかな・漢字をすべて毛筆にて手書きした後にパソコンに取り込み、一字一字微調整を重ねてフォント化する手法が特徴です。
今回お届けする「白洲賞状書体」は、氏の毛筆楷書フォント最新版に対し、「表彰状ネット」で受注した1000件以上の文例をサンプルとしてフォント品質のシミュレーションを行い、完成に至ったものです。
「日本語プロポーショナル」機能に対応し、ひらがな・カタカナの工夫による、手書き風の表現とレイアウトの美しさが大きな特長です。
(※上図はMicrosoft Wordによる出力です)
動作環境
「白洲賞状書体」は以下の環境で動作します。
Windows(TrueType)版:
- Microsoft Windows 95
- Microsoft Windows 98
- Microsoft Windows Me
- Microsoft Windows NT 4.0
- Microsoft Windows 2000
- Microsoft Windows XP
Macintosh(OpenType)版:
- Mac OS X 10.1以降
- Mac OS 8.1 〜 9.x (Adobe Type Manager 4.1以降が必要)
- Microsoft Windows 95 (Adobe Type Manager 4.1以降が必要)
- Microsoft Windows 98 (Adobe Type Manager 4.1以降が必要)
- Microsoft Windows Me (Adobe Type Manager 4.1以降が必要)
- Microsoft Windows NT 4.0 (Adobe Type Manager 4.1以降が必要)
- Windows XP
- Windows 2000
※ATM for Windowsはアドビシステムズ社のホームページから無料でダウンロード(Win版/Mac版)できます。
※「日本語プロポーショナル」機能は、Windows(TrueType)版のみの仕様となります。
ラインナップ・価格表
セットに含まれる書体の説明および印字サンプルについては、後段の画像をご覧ください。
白洲賞状フォントシリーズ | Aセット (11種) |
Bセット (16種) |
Cセット (20種) |
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1 | NSK 白洲賞状書体W0 | |||
2 | NSK 白洲賞状書体W1 | |||
3 | NSK 白洲賞状書体W2 | |||
4 | NSK 白洲賞状書体W3 | |||
5 | NSK 白洲賞状書体W4 | |||
6 | NSK 白洲賞状書体W5 | |||
7 | NSK 白洲賞状表題書体W1 | |||
8 | NSK 白洲賞状表題書体W2 | |||
9 | NSK 白洲賞状表題書体W4 | |||
10 | NSK 白洲賞状表題書体W5 | |||
11 | NSK 賞状かな縦・縮W1 | |||
12 | NSK 賞状かな縦・縮W2 | |||
13 | NSK 賞状かな縦・縮W3 | |||
14 | NSK 賞状かな縦・縮W4 | |||
15 | NSK 賞状かな縦・縮W5 | |||
16 | NSK 賞状かな横・縮W1 | |||
17 | NSK 賞状かな横・縮W2 | |||
18 | NSK 賞状かな横・縮W3 | |||
19 | NSK 賞状かな横・縮W4 | |||
20 | NSK 賞状かな横・縮W5 | |||
セット価格(税込) | 39,900円 |
55,650円 | 60,900円 |
「白洲賞状書体W0〜W5」サンプル
多くの市販フォントと同様、白洲賞状書体にもウエイト(文字の太さ)の異なる複数のバージョンがあります。「表彰状ネット」で主に使用しているのは、下のW1版です。
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「白洲賞状表題書体」
賞状類などの毛筆文書では、同じ文字でも文中で使用される場合と表題部分で使用される場合とで、字形の表現が異なります。
この問題を解決するため白洲賞状書体では、本文用の「賞状書体」に加え、表題部分用として、止めの表現に力強さを加えるなど工夫を施した「賞状表題書体」をご用意しました。
毛筆デザイン等で、表題部分と本文部分を同じ筆跡の別字体とすることで手書き感を増す目的にもご利用いただけます。
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以下は、「白洲賞状表題書体」収録文字の一部です(現在合計約80文字)。
了終優励卒合奨定当彰感書格業状等表証認謝資賞選顕健康殿宣誓文・・・
「白洲賞状かな縦縮・横縮」
賞状類などの毛筆文書では、単純に用紙の最後ではなく、文の区切りで改行することが望まれます。しかし普通にフォントを使っていては、いつも思った場所で改行することはできません。
この問題を解決するため、白洲賞状書体では「標準」「かな横・縮」「かな縦・縮」の三種類の「かな」フォントを用意し、かな部分の長さの微調整を可能としています。
これら三種類のかなフォントは単純に機械的に縦倍・横倍したものではなく、字母そのものも違いますので、毛筆デザイン等で、同じ筆跡で複数の字体を混在させることにより手書き感を増す目的にもご利用いただけます。
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(※これらのフォントはひらがな・カタカナ等のみとなります。)